ZEB可能性調査から設計支援・補助金申請・性能検証まで、既存建築物のZEB化をワンストップでサポートします。
ZEB達成のみを優先し、換気量削減・小能力空調・暗い照明などの無理な抑制を行うと、快適性・健康性が低下し知的生産性の低下を招きます。当社では健康性・快適性の担保を前提に、すべての検討を行います。我慢する省エネではなく、人が主役の「快適・健康」な空間を目指しています。
既存建築物のZEB化は、建物選定からZEB可能性調査、設計・施工、竣工後の運用まで、段階的に進めます。番号をクリックすると各段階の詳細をご覧いただけます。
設備の状態や建物の使用状況を確認し、ZEB化に適した建物を選びます。今後5年以内に空調設備等の全体更新予定がある建物が理想的です。簡易経済性分析ツールを活用して事前に導入コストや経済性の目安をつけると、関係者への説明がスムーズに進みます。
現在の建物のエネルギー性能や設備状態を詳しく調べ、ZEB改修の具体的な計画を立てます。経済性分析・スケジュール・快適性の検証を含む、ZEB実現の第一歩となる最も重要なステップです。
※ 調査の詳細は本ページ下部で解説しています。
作成した計画について関係者全員で合意し、方針を共有します。ZEB改修案と標準改修案を比較した経済性分析の結果が、意思決定の重要な根拠となります。
具体的な改修設計を行い、ZEB認証(BELS)を取得します。当社では設計者にZEB実現のための注意点を助言し、一次エネルギー消費量(標準入力法)を計算してZEB達成を確認します。設計変更があった場合も、ZEB性能の維持を確認します。
施工業者を選定し、工事を実施します。施工時の省エネ性能が設計通りとなるように入札資料を作成し、設計変更があった場合もZEB性能が維持されることを確認します。居ながら改修の場合は、夏休み等の長期休暇を最大限活用します。
竣工図でZEBの性能が維持できていることを確認します。適切な設備運用方針を作成し、BEMSを活用したデータ分析・運用改善により、室内の快適性向上と脱炭素を実現します。
ZEB可能性調査から設計支援・補助事業申請・性能検証・運用まで、すべてを一括で行うことも、部分的に実施することも可能です。
現状の建物を確認し、ZEBにするための具体的な更新内容、経済性・環境性能の分析、補助事業活用の提案、実現のための具体的なスケジュールを提案します。
設計者にZEB実現のための注意点を助言し、実施設計から一次エネルギー消費量を計算してZEB達成を確認します。省エネ適判・BELS申請も行います。
ZEBの場合、施工時の省エネ性能が設計通りとなるよう入札資料を作成する必要があります。補助事業の場合の特殊条件も反映します。
落札後の設備確認、施工中の設計変更時のZEB性能確認、ZEB性能を満たすための変更方法の助言を行います。
補助事業の申請から報告まで一括支援。環境省・経産省・文科省等の補助事業に対応し、事業費の縮減を図ります。
建物の省エネ性能・環境性能・機能が想定通りに実現していることを検証。BEMS導入提案から運用改善まで一貫して支援します。
既存建築物をZEB改修した場合は、解体・建替による新築ZEBよりも、より多くのCO₂を削減できます。新築(建替)では建築・解体に多くのCO₂が排出されますが、ZEB化改修はその排出を回避できるためです。
WLC(建物の資材製造、建設から廃棄までのCO₂排出量の合計)を比較したケーススタディです。平均WLC(kg-CO₂/m²・年)でシナリオを比較します。タブで使用年数を切り替えられます。
60年利用でも80年利用でも、ZEB改修のCO₂削減効果は新築(建替)より圧倒的に高くなります。ZEB改修は脱炭素の観点から最も効果的な選択肢です。
出典:J-CAT使用登録者向け限定講習会『建築物ホールライフカーボン算定ツール:J-CAT』第4回(2024年6月26日)掲載のデータをもとに弊社作成。ZEB改修工事にかかる排出量は資材製造・建築施工に含まれる。建物80年使用の場合は上記データを用いた推計値。
老朽化設備の単純更新(標準改修)と、快適性を高めながらZEB化する改修を比較します。
断熱材は一度導入すれば建物の寿命まで使えますが、空調・照明等の設備は15年ほどで更新が必要です。ZEB改修の真の価値を知るには、設備更新費を含む長期の「経年費用分析」が重要です。個別案件は運用条件・単価・更新計画で大きく変動します。
既存建築物をZEBに改修するための可能性を、技術・経済の両面から調査する業務です。ZEB実現のためのハードルを明確にして、実現性を高めます。
建物の外皮性能・設備機器の現況をエネルギー消費量データと合わせて整理
設備改修・外皮改修・再エネ導入の組み合わせでBEI目標値達成の方策を検討
換気・空調・照明の適切な性能を確保し、利用者の快適性を前提に検討
省エネ量・CO₂削減量・投資回収年数を算出し、補助金込みの費用対効果を試算
居ながら改修の可否を検討し、補助事業活用を含めた工程を整理
⚠ 注意:ZEB達成のみを優先し、換気量削減・小能力空調・暗い照明などの無理な抑制を行うと、快適性・健康性が低下し知的生産性の低下を招きます。本調査では健康性・快適性の担保を前提に検討します。
延床面積1,000〜10,000㎡程度の建物を想定した標準的なフローです。建物規模・調査範囲によって期間は変動します。
0.5ヶ月
図面・エネルギー消費量の把握
半日〜5日
設備状況確認・図面差異把握
0.5〜1ヶ月
現状BEIの算出
2〜4ヶ月
空調負荷・照度計算、ZEB案作成
0.5〜1.5ヶ月
比較用標準改修案作成
1〜2ヶ月
両案の概算費用を計算
0.5〜1ヶ月
経済性比較・報告書取りまとめ
以下の成果物を納品します。概略検討レベルであり、実施設計・施工のための確定図書ではありません。
経済性分析結果を含む調査報告書(ZEB改修・標準改修の比較を含む)
標準入力法による現状・改修後のBEI算定結果
数値の確認・修正が可能な計算シート
概略設備配置図、機器リスト、配管・ダクト想定ルート
断熱改修・全熱交換換気導入後の冷暖房負荷算定結果
照明改修後の照度分布シミュレーション結果
活用可能な補助金の一覧・条件比較
ZEB改修・標準改修の工事費概算
補助金申請から設計・工事までの工程表
既存建築物のZEB化を計画的に進めるには、事前に現状の建物のエネルギー性能や課題を詳しく調査することが重要です。ZEB化可能性調査を実施することで、省エネやコスト、快適性に関する課題をあらかじめ把握でき、関係者全員が納得した上で計画を立てやすくなり、プロジェクトの成功率が高まります。
既存建築物のZEB化には、質の高いZEB化可能性調査をすることが極めて重要です。
現実的で経済的なZEB改修案が提示され、実現に向けた具体的なスケジュールが提示されます。経済性分析を含め、関係者の合意形成を支援できる内容になります。
非現実的なZEB改修案が提示され、経済性やスケジュールが提示されません。「絵に描いた餅」となり、ZEB実現に寄与しません。
低品質な調査結果を避けるためにも、事業者選定はプロポーザル方式が望ましいです。一方で、選ぶ側も高品質な調査結果が得られるような事業者を選択するために知識を持っておく必要がありますが、それは現実的に難しい場合が多いです。
そこで当社では、ZEB可能性調査の調査結果がZEB実現に寄与するために、必要な調査内容を網羅した「既存建築物ZEB化可能性調査仕様書」を作成し、無料公開しています。こちらに記載の内容を誠実に実施することが、ZEB実現性を高めるために重要です。プロポーザル時の共通仕様としてそのままご活用いただけます。
ZEB化可能性調査の効果を最大化するためには、適切な建物を選定することが重要です。
※ 延床面積が1万㎡を超えると、建物用途別に検討することも可能になります。ZEB改修は補助金が入ってもイニシャルコストは標準改修より高くなることがほとんどですが、長期的な総合コスト(LCC)ではZEBのほうが低くなることが多くあります。
調査開始にあたりご準備いただく資料です。データが揃っていない場合もご相談ください。現地調査や設備台帳の確認でカバーできる可能性があります。
ZEB可能性調査の費用を支援する補助金制度があります。当社は補助事業の申請から報告まで一括支援します。
既存建築物ストックの省CO₂改修によるZEB達成可能性・省CO₂効果についての調査費用を直接補助。ZEB可能性調査が補助対象となります。報告書を翌年度の改修補助申請にも活用できます。
主な補助要件:ZEBプランナーの関与 / BEIの算出 / 技術・設計手法・費用等のデータ公開
住宅・建築物需給一体型等省エネルギー投資促進事業の一環として実施。既存建築物のZEB化に向けた診断・省エネ改修計画の策定費用を支援し、具体的なZEB実現計画の立案を促進します。
主な補助要件:ZEBプランナーの関与 / ZEB化計画書の提出 / データの提供・公開
※ 補助率等は年度ごとに変更される場合があります。補助事業の採択・交付を保証するものではありません。
SRC造(一部S造)/地上8階・地下1階 延床約16,000㎡ 1993年竣工
既存図面確認・現地調査、非定常空調負荷計算、設備・外皮の改修方針検討、経済性・工程整理、ZEB化改修の概算検討(太陽光「あり/なし」等のケース別概算)
空調更新(GHP等)、窓(真空ガラス)改修、議場天井裏断熱、屋上防水の組合せ検討
RC造/地上3階 延床約4,000㎡ 1990年竣工
BPI/BEI算定(標準入力法)、ZEB改修案・標準改修案の比較、空調負荷計算、照度分布確認、経済性・LCC整理、補助事業整理
真空ガラス化、全熱交換換気(CO₂濃度制御)、LED+明るさ/人感制御
RC造+S造/延床約3,000㎡ 役場分庁舎+多目的ホール・図書館等
BPI/BEI算定(標準入力法)、複数改修案の比較、概算費用・財源(補助/起債)・スケジュール・維持管理まで含めて整理
高効率空調、全熱交換換気、LED+明るさ/人感制御、断熱窓、太陽光発電
S造/延床約10,000㎡
BEI/BPI算出(標準入力法)、現実的な目標(ZEB Ready〜Nearly等)設定支援、設備導入案の整理、概算費用算出
真空ガラス化、中央熱源→マルチエアコン方式への更新、全熱交換換気、LED+明るさ/人感制御、太陽光発電
正式な可能性調査の前に、方針検討・予算化・関係者説明にお役立てください。
はい。可能性調査は、ZEB化の可否や現実的な進め方を判断するための第一歩です。まずは対象建物の用途・延床面積・所在地などをお知らせください。
はい。現地調査や設備台帳の確認で補える場合があります。資料の有無も含めて、まずはご相談ください。
はい。居ながら改修の可能性、閉鎖が必要な範囲や時期、段階改修の進め方も含めて整理します。
はい。ZEB株式会社では、可能性調査だけでなく、計画策定、設計支援、補助事業支援、BELS・ZEB認証対応、施工段階の性能管理、運用まで対応可能です。
建物の用途、延床面積、所在地、竣工年、主な設備の更新状況がわかると、初期相談がスムーズです。
ZEB可能性調査は、ZEB補助金申請・設備改修計画策定の第一歩です。
建物規模・用途を問わずご対応いたします。
調査費用は、対象建物の延床面積・用途・場所をお知らせいただければお見積りいたします。